テザリング運用で一番安い運用方法はどれ?

先日記事にしたテザリングの盲点では、運用上の問題点を指摘しましたが、今回はノートパソコンやiPadなどのタブレットを使う際、コスト的にどれが一番安いのか比較をしてみようと思う。

比較対象は、iPhone5のLTEによるパケット料金とイーモバイルPocket Wifi LTEのパケット料金。

iPhone5 LTEのテザリング

SoftBank、auのテザリングオプションはどちらも月額525円。(2012年12月31日まで申し込みをすれば2年間無料ですが、今回は無料は考えずに比較します。)

そして、LTEのパケット定額料金は5,460円となっていますので・・・

合計5,985円

Pocket Wifi LTEの場合

LTEフラット(にねん+アシスト1600)で契約すれば月々3,880円となります。iPhone5でテザリングをするよりも2,105円も安いです。
2年間で計算すると、なんと50,520円も安くなります。

一番安い最適な選択は?

ノートパソコンやタブレットを外出先で使う場合、イーモバイルのPocket Wifiをデータ通信専用として契約することをおすすめします。この場合、iPhone5の契約時はパケット定額の契約はしないことです。
そして、iPhone5の設定でデータ通信をOFFにして、データ通信はWifiのみにすることを忘れないで下さいね。

このデータ通信の設定を忘れると、大変なことになってしまいますのでご注意下さい。

この場合のデメリット

私はiPhone4の時からデータ通信はPocket Wifi経由だけにして、一切iPhone単体でのデータ通信はしていませんが、デメリットというか面倒くさいことがあります。

それは、データ通信をする場合、Pocket Wifi側の電源が入っているかどうかの確認をしなければならないこと。バッテリーの充電状態を常に確認して置かなければならないということです。

また、スマホは基本的にズボンのポケットに入れておきますが、Pocket Wifi本体はカバンの中に入れますからPocket Wifi本体をカバンに入れたまま、手ぶらでちょっと外へ出た場合などは通信ができなくなります。(softbank Wifiスポットがあれば問題ないんですけどね。)

「通信キャリアは一つに限定しないこと」

これは、昨年の大震災の時に感じたことです。キャリアによっては全く通信ができないということも考えられますのでその際には、他の通信キャリアのデバイスが必要となってきます。私はこのことも含めて、Pocket Wifiとスマホ、そして予備バッテリー、充電器は常に持ち歩いています。天災は忘れたことにやってきますから、みなさんも常に防災意識も高めておくようにしましょうね。