2015年3月13日に日本通信から格安SIMが使えるスマホとして販売された「VAIO Phone」。(格安SIMが使えると言っても「b-mobile」限定です。)
Apple社に対抗できる国内ブランドとしてはソニーの「Xperia」か今回の「VAIO Phone」しかないでしょっ!って感じで発売を待ち望んでいた人にとっては悲報としか言えないんじゃなかろうか。。。
日本通信のb-mobile製品として発売されたため、確かにランニングコストは安い!
LTEの高速データ通信が使い放題で端末代金も含めて月額3,980円(税別)ですからね。
ただ、VAIOブランドということだけあって「性能」に対して相当な期待をしていたがプレスリリースを見て裏切られた感が満載のスペックでした。。。
XperiaとVAIO Phoneを比較してみる
気になるスペックについてXperiaと比較してみたいと思う。(このVAIO Phoneのスペックやデザインを見たときに、以前持っていたAQUOSPHONE Xx 206SHと同じニオイがしたので、この機種とも比較してみる。)
Xperia Z3 | VAIO Phone | AQUOS 206SH | |
---|---|---|---|
重量 | 154g | 130g | 159g |
電池容量 | 3,100mAh | 2,500mAh | 3,080mAh |
内蔵メモリ(ROM) | 32GB | 16GB | 32GB |
内蔵メモリ(RAM) | 3GB | 2GB | 2GB |
CPU | MSM8974AC 2.5GHz クアッドコア | Snapdragon 410 1.2GHzクアッドコア | APQ8064T 1.7GHz クアッドコア |
OS | Android 4.4 | Android 5.0 | Android 4.2 |
ディスプレイ | 5.2インチ | 5インチ | 5.0インチ |
どうですか?パッとしないでしょっ!
バッテリーの容量は小さいし、内蔵メモリ(RAM)は数年前の機種と一緒だし、CPUもあんまりたいしたことなさそうだし。。。
なんとなく206SHと同等、もしくはそれ以下の様な気がするのは私だけ?(Snapdragon410っていうのは「MSM8916」らしく、「わかりにくいスマホ・タブレットのCPUについて調べてみた。」で見てみると、AQUOS CRYSTALよりもちょっとだけ古いCPUの様です。)
「VAIO Phone」は「nexus6」の廉価版に近い?
しかもb-mobileのWEBサイトを確認すると、
- ・おさいふケータイには対応しておりません。
- ・NFCには対応しておりません。
- ・防水機能はありません。
- ・ワンセグ・フルセグには対応しておりません。
ってな感じでAndroidスマホの特長とも言える機能が使えません。nexus6も同様ですが、スペックはVAIO Phoneよりも遙かに上です。
こうなると、VAIO Phoneを購入するくらいならXperiaの方が圧倒的に良さそうですね。