2021年2月18日(木)、ソフトバンクからついに新ブランドについての記者発表がありました。
昨年末には「SoftBank on LINE」として発表しておりましたが、新ブランドの名称は「LINEMO(ラインモ)」となったようです。
プレスリリースで発表された内容について下記にポイントをまとめてみました。
NTTドコモが先駆けて発表した料金プラン「ahamo」に続いて、2020年12月22日にソフトバンクが新しい料金プラン「SoftBank on LINE」を発表しました。そこで、約60分間にわたる記者発表会の内容を約3分でわかる[…]
3月17日スタート!LINEMO(ラインモ)のポイント
通信回線について
LINEMOの回線については昨年末発表と変わらずで、ソフトバンク回線を利用するため、品質はソフトバンク品質とまったく同じ。しかも「5G」対応。
LINEMOはオンライン専用ブランド
従来の店舗スタッフによる接客型ではない、オンライン専用ということで、申込みから通信回線開通まですべてオンラインで対応。
その為、SIMカードの物理的対応による時間ロスを無くすために「eSIM」や「eKYC」に対応していくことで、オンライン申込から開通までの時間を1時間程度までに短縮するとのこと。
料金・オプションサービスについて
昨年末の発表では月額2,980円(20GB)としていましたが、KDDIの値下げ発表に対抗し、月額2,480円(20GB)に値下げ。
但し、LINE通話などLINEを利用した際の通信量については完全無制限。この点は他社と比較してもかなりの差別化ポイントになるかと思われます。
また、緊急地震速報にも対応はしている。
通話料金について
LINE通話では無く、一般の通話料金としては20円/30秒。通話のほとんどがLINE通話という人については特の影響が無いが、一般通話をする人にとってはやや高めの通話料金なので、「5分以内の通話準定額500円」か「無制限の通話定額1,500円」に加入する必要あり。
手数料は無料
- 契約事務手数料
- SIM交換/再発行手数料
- MNP転出手数料
- 契約解除料
LINEMO(ラインモ)最大の特長は「スタンプ使い放題」
他キャリアとの大きな差別化ポイントはLINEのクリエイターズスタンプが使い放題という点。
但し、3月17日のスタート時期には使うことができず、夏頃まで待たないとダメ。
LINEMOのQ&A
LINEMO発表後に行われた質疑応答で、気になった点を記載します。
まとめ
今回のプレス発表では、「LINEとのシナジー」、「低価格」を前面に出してきましたが、価格が低くなっている反面、失われる点も多いというのがわかります。
前述のQ&Aであるように「家族割」「Yahoo!プレミアム」や「留守番電話」等が無くなってしまうのは大きなデメリットとも考えられる。
さらには、機種変更時に端末を下取りに出していた場合にソフトバンクでは下取りプログラムとして月々の料金から値引きされていますが、LINEMOに乗り換えた場合はこの値引きが無くなってしまうという大きなデメリットもあります。
徹底的に価格を下げたいという人にとってはうってつけのLINEMOですが、人によっては契約しない方が良いかも知れないサービスかもしれません。