LTEの通信速度はキャリアによって違うのか?

現在普及しだしてきた高速通信規格の「LTE」。iPhone5でもLTEに対応したことでさらに認知されてきましたね。

今回はその「LTE」について記事にします。

そもそもLTEって何?

LTEとは、Long Term Evolutionの略称であり、携帯電話で高速データ通信を行うための新しい通信規格で、理論上の最大受信速度は326Mbps、送信速度は86Mbpsとなるようです。

各キャリアのLTEについての説明を見てみる

Softbankの場合

ソフトバンクLTE解説

SoftBank 4G LTEとは下り最大75Mbpsの超高速データ通信を実現するFDD-LTE(Frequency Division Duplex Long Term Evolution)方式の次世代通信サービスです。

auの場合

auのLTE解説

受信最大75Mbps/送信最大25Mbpsの高速通信に対応しているので、オンラインゲームやストリーミング動画、大容量アプリのダウンロードも快適に行うことができます。
さらに2013年以降、受信最大112.5Mbpsに高速化予定です。(※2013年以降発売の一部機種より順次)

docomoの場合

※docomoの場合は、このLTEをXi(クロッシィ)という名称で提供しています。
docomoLTE解説

Xiは、新たな携帯電話の通信規格であるLTE(Long Term Evolution)を利用した、ドコモの次世代通信サービスです。
受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの高速データ通信。光回線並みのスピードと常時接続に近い短時間アクセスで、ブロードバンドを快適に楽しめます。

イーモバイルの場合

イーモバイルLTE解説

Long Term Evolutionの略。
今までの通信規格をさらに進化させた次世代の携帯電話向け高速通信規格のこと。EMOBILE LTEは、LTEの技術を使用した高速で快適なモバイル通信サービスです。
「EMOBILE LTE」の通信速度は、下り(受信時)最大75Mbps/上り(送信時)最大25Mbpsとなります(いずれも対応エリアは一部エリアのみ)。

理論上の通信速度は一緒

まっ、世界標準の規格のため理論上の速度が一緒になるのはあたり前ですね。。。

唯一auだけが、2013年から受信最大112.5MBの高速化を予定していると表明しています。冒頭にも記載しましたが、LTEは理論上、最大受信326MBまで高速化できるようですので今後も各通信キャリアの速度は上がっていくんでしょうね。

結局はLTEの基地局とスペック次第

理論上はどこの通信キャリアも同じですので、結局は通信キャリアのアンテナと、スマートフォンのスペック次第で通信速度が変わってくるということです。ちなみにiPhone5のLTEをデモ機(Softbank)で試してみましたが、通信速度はめちゃっぱやでした。