長年愛用してきた「iMac2011 Midモデル」、まだまだ現役バリバリの機種ですが、やっぱり長く使っていると不満が出てきます。ひとつは、USBポートが2.0タイプなのでSDカードなどからのデータ転送がめちゃくちゃ遅いということ。動画撮影したSDカードからデータを読み込むのに10分以上は待つことになるので、これは結構ストレスが溜まりますよ。
そして、画面領域が小さいので作業効率が悪いということ。デュアルディスプレイにすれば解決するのですが、4Kや5Kの高解像度ディスプレイを買おうと思うとそこそこ値が張るので、それだったらということでiMac2017の5K(27インチ)モデルを思いきって購入しちゃいました!
色々とiMac2017(5Kモデル)のレビュー記事を調べてみると、ほとんどの人が、カスタマイズしちゃっているんですよね。CPUはCorei7にするわ、ディスクはSSDにして、メモリは最大まで増設するわって感じで、、、、、、予算の無い私にはそんなカスタマイズなんか出来ないよと。
相当迷いましたが、最低スペックでもそこそこ動くだろうと5K(27インチ)モデルの最低スペック機種を選択してみたのでレビューしてみる。
iMac2011 midとiMac2017 5Kモデルを比較
外観比較
まず感じるのは、27インチは相当デカいってこと。
iMac2011は21.5インチの普通のサイズですが、これがオモチャに見えるほど27インチはデカいっす。
画面サイズは相当デッカいのに、横から見ると薄い。手前に写っているiMac2011は厚みがあってゴッツい感じですが、iMac2017の方はとにかく薄い。技術の進歩ってスゴいなとつくづく感じますね。
そして背面側を見ると、こんな感じです。
パッと見、変わり映えが無いですが、中身が全然違います。USB3.0ポートとUSB-Cポートに変更しているっていうのはとてもありがたい。(USB3.0はいまや当たり前のインターフェイスですが、、、、今までUSB2.0ポートで耐えてきた私にとっては革命的な変化です。。。)
スペック比較
iMac 2017 最低スペック | iMac 2011 カスタマイズ | |
---|---|---|
CPU | 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5 | 2.8GHzクアッドコア Core i7 |
メモリ | 8GB(4GB x 2)2,400MHz DDR4メモリ | 16GB(1,333MHz DDR3) |
ストレージ | 1TB Fusion Drive | SSD 500GB |
グラフィックス | Radeon Pro 570(4GB VRAM搭載) | AMD Radeon HD 6770M |
ディスプレイ | Retina 5K(5,120 x 2,880) | 1,920×1,080ピクセル |
では、実際にスペックを比較していきますと、iMac2011はまだ現役って言い切れるほどの高スペックですがやはりディスプレイサイズはさすがにiMac2017 5Kモデルの方が圧倒的に大きいです。
2機種の画面を並べてみると雲泥の差です。(ちょっと伝わらないかも知れないけど)
5Kモデルの方は、デュアルディスプレイが不要なくらい画面領域が大きく、アプリを複数起ち上げていても難なく作業が出来ます。この違いは大きい。この時点で買って良かったと思います。
で、肝心の処理速度的な比較はというと、、、
Geekbench4を使ったベンチマーク結果としてはこんな↓感じです。
CPUベンチマーク比較
Computeベンチマーク比較
意外や意外、なんとiMac2017のベンチマーク結果がハンパなく高スコアをたたき出しています。iMac2011も結構高スペックなので、同じくらいの数値がでるのかなと予想していたのですが圧倒的な差が出ちゃってますね。
いやぁ、これは結構嬉しい。最低スペックのiMac2017 5Kモデルではありますが、数値的にはイイじゃないっすかっw
でも、体感的には数値ほどの差は無いような気もします。。。。
(愛猫は段ボールを見ると必ずその中に入るクセがありますw)
iMac2017 5Kの最低スペックモデルでも、今のところ満足ではありますが、おそらく時間の経過と共にディスクへのアクセスが遅くなって、SSDに換装したいなんていう欲求が出てきちゃうんだろうな。
今年の5月頃に購入した「iMac2017 27インチ 5Kモデル」。予算の都合上、5Kモデルの中でも最低スペックで購入したiMacですが、やっぱり数ヶ月も使っていくと不満が出てきちゃいます。[sitecard subtitl[…]