クーラーボックスを使って話題の格安簡易クーラーを作ってみた。

手作りクーラーの実験

もうすぐクソ暑い夏がやってきて、エアコンでキンキンに冷やす季節がやってきましたね。この時期に気になるのはなんと言っても「電気代」。どうにかして、電気代を抑えて快適に涼しくするかが課題となります。

最近、twitterやFacebookで拡散されているダイソーのクーラーボックス(300円)と保冷剤を利用して作った簡易クーラーが快適すぎると話題になっているので、我が家でも早速試してみたのでレポートしてみる。

用意したのはこれだけ。

手作りクーラー

    1. 発泡スチロールのクーラーボックス
    2. 保冷剤 3個

ダイソーやSeriaなど有名どころの100均ショップをまわったが、近所のお店では取扱がなかったので、ダイエーの雑貨売り場にあったCAPTAINSTAGのクーラーボックス(734円)を購入。保冷剤はダイソーで購入。(合計1,058円である。)

では、早速作ってみよう。

手作りクーラー

まずは、天板に穴(空気の入口)をカッターで作る。カッターで切るのに苦労するかなとも思ったが、意外とすんなり切れた。

手作りクーラー

次に、クーラーボックスの側面に冷風を送り出すための丸い穴をあけるのだが、どうやって丸い穴を空けようか?と考えていたときに目に入ったのが、ガムテープ。これでちょうどいい大きさの穴をつくることができた。

手作りクーラー完成

はい、これで手作りクーラーの完成である。

手作りクーラーの実験開始

保冷剤が冷凍されるまで6時間かかるってことで、6時間待ってから実験開始。まずは私の作業場所であるパソコンの前の室温を測ってみる。

実験前の室温

こんな感じで、約30度といったところ。そしてデスク横に手作りのクーラーボックスを設置。

手作りクーラー実験開始

そして、キンキンに冷えた保冷剤3個をクーラーボックスに入れて蓋をする。

手作りクーラー実験開始

手作りクーラー実験

クーラーの丸い穴を室温計にあたるように配置を調整してみる。で、実際にデスク前に座って作業をしてみると・・・・

「おっ、ヒンヤリとした風がちょっと出てきたっ!」

が、しかし・・・

手作りクーラー実験

実際にヒンヤリするのは、クーラーボックスの吹き出し口付近のみで、室温計を置いたところはちょっとだけ風がきてるかなぁーって感じ。

じゃぁ、サーキュレーターを後ろに設置したらいいんじゃないだろうか?

手作りクーラーとサーキュレーター

こんな感じでサーキュレーターを設置して風をあたえてみる。確かに冷たい風はさっきよりも遠くまでくるようになった。が、

室温計

10分程度様子を見て、室温計を確認すると、ぴくりともしていない。冷たい風は確かに届いているんだが、まったく室温を下げる効果が無い!(室温計が壊れているのかと思い、冷蔵庫にいれてみるとみるみるうちに温度が下がっていくのを確認できた。これで室温計が壊れていないことを確認。)で、室温計を空気孔の前に持っていくと、2度ほど下がったが思うような下がり方では無い。

この格安クーラーボックスの仕組みとしては、天板のところから暖かい空気が入り込み、側面の穴から冷たい空気がでる様になっているのだが、これではダメってことで、反対の側面にも丸い穴を空けて、そこに向けてサーキュレーターをあててみたのだが・・・

こちらもあまり効果は無かったっす。

手作りクーラーの実験結果

一時的に冷たい風を感じるのであれば、この簡易クーラーは役に立つだろうが、効果が持続するのは20分程度といったところなので、この手間暇をかけて電気代を節約するよりはエアコンを27度から28度くらいに設定してサーキュレーターで空気を巡回させた方が節電効果は高い気がする。

サーキュレーターの効果は以前も記事にしたようにめちゃくちゃ効果があるのは体感済み。

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サーキュレーター

あっ、ちなみにエアコンの風は天井に向けた方が良いらしいです。冷たい空気は自然と下に向かうので天井から徐々に足下に落ちるようにした方が効率的に部屋全体を涼しくさせるそうです。