Xperiaの防水機能はIPX5/8っていうからスゴい。
上の写真は、「Xperia Z3」と「Z2 Tablet」を洗面所に水をためて沈めてみた写真であるが、一切故障なんかしてません。
もちろん、同じ事をiPhoneやiPadでやったらアウトですのでマネなどしないように。
私もそうだったのだが、この防水機能について誤解をする人が多いのでスマホの防水機能についてちょっと解説してみます。
Xperia防水機能の詳細
Xperiaの仕様に記載されている「IPX5/8」について調べると・・・
保護等級 | 内容 |
---|---|
0級 | 特に保護がされていない |
1級 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
2級 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
3級 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4級 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5級 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
6級 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
7級 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
8級 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
Xperiaは、上記保護等級の「5級」と「8級」のレベルに匹敵。
ちなみにソニーが防水機能について補足している文面がある。
IPX5とは、内径6.3㎜の注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出した時に通信機器としての機能を有することを意味します。
Xperia防水機能に対する誤解
それは、水滴が付いた時は故障はしないが、「正常に動作しない」と言うこと。
前述した補足分のように「水に当たっても通信機能が使える」と書いているとおり故障はしないが、本体ディスプレイに水滴が付いている状態で正常に動作するとはどこにも書いていません。
なので、お風呂場でテレビやYoutubeを見ているときに、画面に水がついてしまうとその水滴に反応し、勝手にYoutubeからブラウザが起動したり、設定画面が開いてしまうなど予想もしない操作が行われてしまうので注意が必要です。
AQUOSPHONEを使っていたときもそうだが、真夏のクソ暑い時に電話をすると汗に反応して、電話中にも関わらず勝手に色んな操作がされちゃいます。
なので、お風呂場などで防水機能の付いたスマホやタブレットを利用する場合は可能な限り水滴がディスプレイに付かないようにしてあげることが重要です。