私はここ最近ずっと思っていました。
2022年5月に公開された「トップガン マーヴェリック」を映画館で観てからというもの、あの迫力有る感動が忘れられず、自宅でも同じような音響で楽しめないだろうか?と。
そこで、高額ではあるが、意を決してついにソニーのサウンドバーを導入したのでレビューします。
ソニーのホームシアターシステムサウンドバー
ソニーのサウンドバーは「天井、壁」の反射とバーチャルサウンド技術を組み合わせて臨場感ある音場を再現するスピーカーのこと。しかも、サブウーファーも内蔵されているのでこれ1台で「ドゥンッ、ドゥンッ」という重低音の迫力を感じることができるスグレモノ。
ソニーのサウンドバー比較
HT-A7000 | HT-A5000 | HT-A3000 | |
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ソニーストア価格 | 198,000円 | 132,000円 | 88,000円 |
スピーカー構造 | 7.1.2ch | 5.1.2ch | 3.1ch |
スピーカーユニット数 | 5 | 3 | 3 |
ウーファースピーカーユニット数 | 2 | 2 | 2 |
ビームトゥイーターユニット数 | 2 | 2 | — |
上向きスピーカーユニット数 | 2 | 2 | — |
アンプチャンネル数 | 11 | 9 | 5 |
アンプ最大出力 | 500W | 450W | 250W |
スピーカー構造 | 7.1.2ch | 5.1.2ch | 3.1ch |
詳しい仕様比較はソニー公式サイトでご確認ください。
上記以外にもHT-X8500という2.1chスピーカーやサブウーファーを別置きするタイプもあります。
そして、私が悩み抜いて購入したのは「HT-A5000」。さすがに20万近くの出費は避けたかったというのが正直なところです。
HT-A5000レビュー
スピーカー本体の横幅は121cmで、65インチテレビと同じくらいの幅です。
テレビ台がこの幅よりも小さい場合は、壁掛けという設置方法もありますが、重量が10kgもあるので壁から落ちないように頑丈に設置しないと落下する可能性もあります。
初期設定を開始すると、天井や壁の反射などを計算して最適な音場をつくるための設定をしてくれます。この時に、正面、天井、右、左から音が本当に聞こえてくるので、めちゃくちゃ感動します。
重低音が大きすぎるので近所迷惑感がありあり
前述の通り、ソニーのサウンドバーHTシリーズにはサブウーファーが内蔵されているので、重低音がもの凄いです。
とくに天井から重低音が聞こえるので、上の階の音かなと勘違いするほどスゴい響きよう。
夜に重低音を最大にしてトップガンなんかを観たら、上の階からクレームが来そうな感じです。朝のニュース番組を付けていても、ちょっとしたBGMが流れると天井から響くのでHT-A5000の威力はハンパ無いですね。
一戸建てであれば、このサブウーファーの威力を存分に堪能できるのでしょうが、残念ながらわが家はマンションなので、サブウーファーを最低レベルに落としています。(それでも大きい程の重低音を感じられます)
後ろ側からは聞こえない
最初は、このサウンドバーだけで壁の反射を使って、後ろ側からも音が聞こえるんじゃ無いかと思っていましたが、実際はそうでは無いですね。
自分が座っている場所から前方部分からのみ音が聞こえるので、「音に包まれる」という感じでは無い。なので、後方も含めて全体から音を聞こえるようにするのであれば、やはりリアスピーカーは必須です。
映画を楽しむならリアスピーカーSA-RS3Sは必須
当初の目的は、「映画館と同じような音響効果を楽しむ」でしたので、出費がかさみましたがソニーのリアスピーカー「SA-RS3S」を購入。
自分が普段いる場所に向かってリアスピーカーを設置。リアスピーカーとHT-A5000は無線で接続されるので煩わしい配線は不要なのはありがたい。
リアスピーカー設置後に、再度、HT-A5000の設定画面から音響を最適化すると、今度は完璧に音に包まれる感覚を味わえるようになりました。
イメージとしてはこんな感じですが、やや、リアスピーカーからの音が小さい気もします。リアの音量をマックスにしてもちょっと弱めな感じもします。
結論:サウンドバーとリアスピーカーで映画館と同じ音響を楽しめるのか?
サウンドバーとリアスピーカーによって映画館と同じような感覚を味わえたかというと、、、、正直、あの映画館ほどの迫力は堪能できませんでした。これは単にマンションという環境がそうさせているだけで、近隣のことを考えずに大音量で鑑賞すればもっと違った感覚かも知れません。マンションというのはなにかと制約があるのでちょっと不便ですね。。。
ただ、全体的にはめちゃくちゃ満足いくレベルでトップガンマーヴェリックを堪能できました。