MacOSを14.0(Sonoma)にアップデートしたらATOKがおかしくなった!その対処方法について解説

  • 2023年10月2日
  • 2023年10月2日
  • Mac

MACOS-SONOMA

2023年9月26日、Appleから新バージョンのmacOS Sonoma(14.0)が正式リリースされました。
私も早速、Macbookをアップデートしたところ、、、

今まで快適に利用していた日本語入力ソフト「ATOK」の挙動がおかしくなり、日本語入力がまったくといっていいほど出来なくなりました。

具体的な症状としては以下の通り。

ATOKの入力バグ

通常、ATOKは日本語を入力したあとに「スペース」キーで変換を行います。

ATOKのバグ

そして、スペースキーを押すと、きちんと漢字変換されます。問題はここからです。

ATOKのバグ

変換された文章を確定するために、「Enter」キーを押すと、あら不思議、さらに変換をしようとします。

Enterキーを押すごとに、変換がされていくため、いっこうに文章を確定できないのです。

これは、ブラウザに限らず、どのアプリ上で文字入力しても同様の現象が起きてしまいます。これでは、ATOKがまったく役に立ちません。
(ちなみに純正の日本語入力にするときちんと入力は可能です)

ATOKの不具合を直す簡単な方法

ATOKがONになっていることを確認

この不可解な現象を解決するには、まず、上部メニューの日本語入力項目のところで、ATOKにチェックマークが入っていることを確認します。

ATOKの環境設定

つづいて、ATOKの「環境設定」を開きます。

ATOKの日本語変換設定

環境設定が開いたら、「入力・変換」タブの基本設定に表示されている「ショートカットキーの表示を変更する」の部分を、「機能キーを優先」から「文字キーを優先」に変更して「OK」ボタンでこの画面を閉じます。

これで、先ほどのようなへんな変換方法は改善され、いつも通りの入力方法ができるはずです。