先日からMac用の定番オフィスアプリである「Word」や「Outlook」で日本語入力・変換がおかしなことに。今まで普通に使えていたファンクションキーがまったく効かなくなったのだ。しかもWordとOutlookだけ。(Excel・PowerPoint・OneNoteは問題なし)
私の場合、半角英数字を入力するときは、ファンクションキーを利用して変換をしている。(例えば、「Excel」と入力する場合は「えxcえl」と日本語入力をした状態で「F10」キーを押すことで「Excel」変換しています)
半角英数字に変換する際の入力方法は、ひとによってまちまちなのだがファンクションキー「F7(全角カナ)」「F8(半角カナ)」「F9(全角英数)」「F10(半角英数)」を多用する人もきっと多いはず。
なので、このファンクションキーでの変換ができなくなると日本語入力の作業効率がめちゃくちゃ悪くなっちゃうんですよね。
F10キーが効かなくなったのはアップデートのせい?
今までは本当に普通に使えていたファンクションキーが使えなくなった原因として考えられるのは、「MS-Office」の更新プログラムを適用させてからのような気がするんです。(ハッキリとは覚えていないが・・・)
ということはマイクロソフトが悪いのか????
でも更に更新プログラムを探してみても見つからず、どうしたものかと途方に暮れる。
いっそのこと、このままファンクションキーを使わない変換方法に替えてみようかとも思ったが、10年以上やってきた変換方法を替えるのもマジで苦労しそう・・・・ということでなんとか対策方法が無いかと考えてみた。
日本語入力のアプリ「ATOK」が原因かも
まずは私がこよなく愛する日本語入力ソフト「ATOK」を疑ってみた。OfficeのアップデートプログラムがATOKと相性が悪くなったのかも知れない。もしかしたらATOKの更新プログラムが公開されているのかも。
みなさんは日本語入力をするときに何を使ってますか?私はダンゼン「ATOK(エイトック)」です。Windows3.1の時代から利用しており、もうかれこれ20年以上は愛用しているので、ATOKの蘊蓄を語らせたらジャストシステムの[…]
ATOKのメニューから「アップデートを確認」をクリックしてみると・・・
しっかりあるじゃないっすかっ!!
で、アップデートプログラムをインストール後、再起動してみるが・・・結果は惨敗。改善されていません。
ATOKの設定を変更したことで改善された!
今度はATOKのメニューから「環境設定」を確認してみることに。
おっ!なんかそれらしい項目があるじゃないですか。「ショートカットキーの表示を変更する」の項目にチェックマークを入れて、「機能キーを優先」を選択して「OK」をしてみると、なんとバッチリ「F10」キーで半角英数に変換されましたっ!
基本的にこの項目はチェックマークが入って無くてもファンクションキーは使えていたのですが、WordとOutlookとは相性が悪かったようですね。
私と同じような現象で困っている方、一度、日本語入力変換ソフトの設定項目の確認をしてみて下さい。