手元の文字が見にくくなったのは40歳を超えた頃からだろうか・・・アラフィフになった現在、以前にも増して老眼が加速してきました。しかも超がつくほどの近視というダブルパンチ。
書類にサインをしたり送付状を書いたりする時には、老眼が酷すぎて文字が書けないという最悪な状態になってきたので、「ハズキルーペ」を半年前に購入。今では無くてはならない存在になってしまったのでちょっと記事にしてみます。
ハズキルーペと老眼鏡の違いとは?
これは、JINSで私の視力に最適化した「老眼鏡」。(価格は6,000円弱)
老眼鏡もハズキルーペもどちらも「文字をハッキリ見えるようにするため」のメガネではあります。
ですが、この二つの決定的な違いは、
「老眼鏡は手元にピントをあわせるためのメガネ」で、「ハズキルーペは文字を拡大させるためのメガネ」という点です。
ハズキルーペは「ルーペ」と付いているだけに、拡大鏡なんです。なのでピントを合わせるわけではありません。その為、超近眼の人が裸眼の状態でハズキルーペをかけても文字は読めません。裸眼状態と同じくぼやけて見えるだけなので、基本的にはメガネの上にハズキルーペをかけます。
ほんとにどうでもよい話なんだが・・・近視の人ってどう見えてんの?って聞かれることがあります。サウナ・入浴時に最適のお風呂専用メガネを買ってみたで書いたように私は極度の近視です。裸眼だと0.1ありません。視力検査をすると、一番上が見えない[…]
一方、老眼鏡は、それ単体で手元の文字をクッキリ見ることが可能です。(ただし、メガネの上に老眼鏡を装着すると気持ち悪くなります)
例えば、iMac 5K(27インチ)のモニターで作業を行う際、画面領域はとてつもなくデカく、文字が極端に小さいですよね。老眼鏡を使えば文字はクッキリ見えますが文字の大きさは変わりません。
ところが、ハズキルーペを使えば、拡大した状態に見えるので、「解像度を若干低くして文字を拡大するが、作業領域はめちゃ広い」という感じになります。(この例え、伝わるかな・・・・)
ハズキルーペの拡大率は何倍が最適なのか?
ハズキルーペの拡大率には「1.85倍」「1.6倍」「1.32倍」の3種類あります。
私が利用しているのは「1.32倍」。個人差があるのでなんとも言えないが、デスクワーク中心の方であれば「1.32倍」が良いと思われる。すべての拡大率を試してみましたが、拡大率が大きすぎるとちょっと結構気持ち悪くなります。
今では多くのお店で販売されているので、ぜひ試してみて欲しい。
ハズキルーペに1万円の価値はあるのか?
知人の前でハズキルーペを使用していると、よく「ハズキルーペって高いよね。安い老眼鏡の方が良いんじゃない?」と言われますが、私は決まって「1回使ってみっ!絶対手放せなくなるから。1万円のもとは充分にとったと感じるくらいだ。」と返答します。(もちろん、相手が老眼だった場合に限ります)
それくらいこのハズキルーペは便利なんです。今では奥さんの分も購入して、夫婦二人でハズキルーペ無しでは生活が出来ないレベルになってしまっています。