AirPods Proの耐汗性とは?ジムのシャワーやサウナで使っても大丈夫なのか?

AirPods Proの耐水性能

Apple WatchとAirPods Proを接続して音楽を聴きながらトレーニングをする人は多いと思いますが、トレーニング後に浴びるシャワー時やサウナの時にも使っていいの?って疑問がわいたので調べて、実際にサウナやシャワー、お風呂で利用してみましたのでレポートします。

AirPods(Pro)の耐水仕様について

まずは、AirPods、AirPods Proの耐水仕様を確認します。

AirPods Pro第1世代耐汗耐水性能(IPX4)
AirPods Pro第2世代耐汗耐水性能(IPX4):AirPods Proと充電ケース
AirPods第3世代耐汗耐水性能(IPX4):AirPodsと充電ケース

AirPods Pro (第 1 および第 2 世代)、AirPods (第 3 世代)、AirPods (第 3 世代) MagSafe 充電ケース、AirPods (第 3 世代) Lightning 充電ケース、AirPods Pro (第 2 世代) MagSafe 充電ケースは、耐水・耐汗仕様です。防水・防汗仕様ではありません。
https://support.apple.com/ja-jp/HT210711

そもそも、「耐汗」「耐水」とは?「防水」とはどう違う?

耐汗・耐水とは

辞書で調べますと、耐汗とは「たいかん」もしくは「たいあせ」と読み、汗の作用に対する物質の堅ろう性。のことを意味します。
汗には塩化ナトリウムや尿素、微量の有機酸、脂肪酸およびたんぱく質が含まれており、それらの成分によって製品に悪影響がでる可能性があるため、それに対して商品は耐えられるのかどうかという意味。

また、「耐水(たいすい)」の意味を調べると、「水に耐えること。」「水につかっても変質しないこと。」となっていて、外部からかかる水に耐えることができることを指します。

防水とは

一方、「防水」というのは、水に耐えられるかという意味では一緒ですが、防水の場合は「潜水した状態」でのことを指します。つまり、水中に沈めた状態で水に耐えられるかどうかと言うことです。

つまり、AirPod Proは、外部からかかる水や汗には耐性はあるけど、水の中には入れてはダメということが言えます。

半年間、サウナ・シャワー・お風呂で使って見た結果

Apple WatchとAirPods Proを接続して音楽を聴きながら、トレーニングを行い、サウナ、シャワー、お風呂に入って帰るというのを約半年間ほどやっていますが、今のところ、故障もせずに正常に動作しています。

AirPods Proの仕様では、耐熱温度についての記載が無いため、サウナの温度が何度までだったら耐えられるかはわかりませんが、今のところ85度〜90度くらいの温度であれば正常に動作しています

実際に、サウナやお風呂場でAirPods Proを利用するとわかるのですが「快適」の一言です。好きな音楽を聴きながらサウナに入って整うのは最高な気分です。(あくまでも自己責任ですが)

ただ、サウナでは、以前検証したようにApple Watch側が90度を超えてくると8分程度でWatchOSがフリーズしてしまうので、90度を超えるサウナの場合にはやめた方が良いでしょう。
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AppleWatchはサウナで使えるか?

Appleのサポートページを見ると、

AirPods Pro や AirPods (第 3 世代) は、水上または水中でのスポーツ (スイミングなど) やシャワーでの使用は想定していません。ワークアウト後、多量の汗をかいた後、水しぶきがかかった後は、AirPods Pro や AirPods (第 3 世代) を充電ケースに入れる前に、糸くずの出ない柔らかく乾いた布で拭き取ってください。

と記載されているので、シャワー利用をするような環境ではNGのようなので、AirPods Proを私のようにサウナやシャワー、お風呂で使う場合はあくまでも「自己責任」となることを認識しておきましょう。