2014年2月14日、楽天が無料通話アプリの「Viber」を買収したという
驚きのニュースが流れました。
Viberについては無料通話アプリなら「Viber」で決まりでしょ!をご覧下さい。
楽天はViberで5億ユーザーを目指す!
このニュースを見て驚いたのは、まず、Viberの利用者数。
なんと193カ国で展開されていて2億8000万人ものユーザーがいるそうな。
たいして宣伝もしていなかったこのアプリを約3億人が使っていたというのは
ホントスゴイっすね。口コミ効果なんでしょうかね。
楽天は、約3億人のユーザーから5億人まで目指すと発表しています。
今後はスマホアプリだけじゃ無く、Windows8やLinuxなどのOSでも動作
するようにしていくらしいから、大げさな数字でもなさそうです。
(調べたらすでにWindows版は存在してました。。。)
買収金額は9億ドル!!!!!
さて、楽天はViberの100%株式を取得したらしいが、その買収額は
なんと9億ドル、日本円で約945億円です。(1ドル102円換算)
この金額もまたハンパないです。
このViberを展開してきた会社は「Viber Media」という社名で、本社は
キプロス共和国という地中海の方にある国で、2010年2月に設立された
会社のようです。
わずか4年で企業価値を945億円にするっつーのはスゴいですね。
創業者はもう遊んで暮らせます。なんとまぁうらやましい。。。
Viberでのマネタイズは?
で、楽天は945億円もかけて取得したこの無料アプリViberを使って
どうマネタイズしていくか?と考えてみる。
Viberは以前までは、iPhoneやスマホにこのアプリを入れている人同士
だけが通話出来るというものでしたが、最近ではViberから固定電話、
携帯電話への通話ができる「Viber Out」という機能が搭載されています。
この通話料金がキャッシュを生むのですね。
仮に5億ユーザーを獲得したとして、お金を払うユーザーが5%と
考えた場合、2,500万人の有料ユーザーが1ヵ月に100円の通話を
すれば25億円となり、年間で300億円のキャッシュを生むこととなります。
これでいくと約3年とちょっとで買収金額は回収ですね。
(そううまくいくかはわからないですが・・・)
このViberの運営維持費にどれだけのコストがかかるかわかりませんが
楽天にとって4年目以降は相当なお金を生むサービスとなるんじゃないでしょうか?
もしかしたら今のうちにしこたま楽天の株を買っといた方が良いかも
しれませんね。