最近お気に入りで利用している無料の手書きメモアプリ「Planner for iPad」のレビューとなります。
Planner for iPad（無料）
Plannerは、手書きメモ用のスケジュール帳といった感じのアプリで、基本的にはApplePencilを使ってスケジュール表の上に手書きでメモしていくアプリになります。
非常にシンプルな手書きメモアプリですが、この書き味がとても心地良く長く使い続けられそうなアプリです。
「Planner」は無料版でも充分なシンプル手書きメモアプリ
有料版は特に申し込まなくても不都合はありません
Plannerには月額制のサブスクサービスと、ステーショナリーショップで好みのパーツを購入する2パターンの課金があります。
まず月額制のサービスには、ベーシックプラン（360円/月）の10GBのクラウドストレージを利用するタイプと、プレミアムプラン（600円/月）の20GBのクラウドストレージを利用できるタイプがありますが、iPad上だけで利用するのであればこのサービスは不要です。（正直、このサービスを使うメリットが見いだせません）
そして、ステーショナリーショップでは、「スタンプ」「リフィル」「テープ」「テーマ」「手帳カバー」の好きなパーツをそれぞれ購入することが出来るのですが、アラフィフの私にはあまり好みのパーツが無く、こちらもパーツを購入する必要性を感じません。
このPlannerアプリは、女子ウケするような内容なのでスケジュール帳を小まめにデコレーションして楽しむという人にはうってつけのアプリだと思います。
ApplePencilでの書き味は最高！
私の場合、殴り書きのように手帳に書き込むタイプですので、Plannerの初期状態のままで充分に満足するレベルです。
1日表示のスケジュールに手書きメモ
こちら↑は「1日」表示ですが、Plannerではその他「週」「週（レフト）」「月」「リフィル」の全部で5種類の表示方法があります。
iPadのカレンダーに登録されている予定は、Planner上に反映され、その上に手書きで書き込んで行くことが可能です。（設定でスケジュールに表示させるカレンダーを選択することも可）
週（レフト）表示ではスケジュールは反映されない
↑こちらは、「週（レフト）」表示画面。この画面ではiPadに登録されている予定は一切表示されませんので、自由に予定を書き込めるようになっています。
ApplePencilが無くても手書きは可能
基本的にはApplePencilで書き込む事がデフォルトですが、ApplePencilが無い場合は「オプション」-「ジェスチャー設定」-「指の割り当て」で「書き込み」を選択すれば指でも、スタイラスペンでも手書きメモをすることが可能になります。
Plannerの残念なポイント
Plannerは私自身、かなり気に入って愛用しておりますがやっぱり残念な点というのがあります。それは、他デバイスと同期が出来ないという点です。
有料会員になれば「iPhoneで閲覧は可能」ですが、同期ではありません。閲覧するだけです。MacやWindows端末向けのアプリが提供されていないため、PlannerをインストールしたiPad上でしか編集作業をすることが出来ません。
手書きメモのアプリを徹底利用する際には、多くのデバイスで同期させる必要性が出てきますのでそういった意味ではPlannerは残念ですね。
その他、検索機能が一切付いていないという点です。これは仕様上致し方ないのかもしれませんが、長く使っていくとどうしても「検索」する機会というのは出てくるため、「タグ」付け機能などによって検索可能な仕様にはして欲しいなって思います。
ただ、前述したとおりスケジュール帳へ殴り書きしていく感触はとても良いので、私の場合はiPad上でしか確認をしないメモと割り切ってPlannerを利用し、重要なメモ書きなどはOneNoteを併用して活用しています。
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