iPhoneの容量不足を解消。画像や動画、連絡先をあっという間にバックアップ・データ移行するiXpandが便利すぎっ!

今回、あの世界的に有名なサンディスクさんから「iXpand(アイエクスパンド)」フラッシュドライブをご提供頂き、1週間ほど利用してみたのでレビューしちゃいます。

「SanDisk(サンディスク)」と言えば、SDカードなどのメモリーカードやSSDなどストレージメーカーとして超有名ですよね。(プロカメラマンのほとんどが愛用していると言われるほど)

私も、知人から「スマホに使うメモリーカードってどんなのがいいの?」って聞かれたときには、必ず「SanDiskにしとけば間違いないよ。ちょっと高めだけど。」って言うほどです。過去にメモリーカードへの投資をケチって、何度もデータが消えちゃった経験があるので、メモリーカードなどを買うときは高品質のものを買う方が安心です。

そんなサンディスクさんからiPhone・iPadの容量不足を解消するためのツールとして発売したのが、この「iXpand」。それ以外にもAndroidスマホからiPhoneへ乗り換える場合のデータ移行ツールとしても役立ちます。

iPhoneの空き容量が少なくなるとどうなる?

そもそも、iPhone内の空き容量が少なくなってくるとどんな不都合があるのか?私のムスメのiPhone(16GB)を例にあげてみましょう。

高校生ともなると容量関係なく、写真をパシャパシャ。そして動画も長時間撮影しちゃってます。なので、使用可能容量があっという間に少なくなり、カメラ撮影が出来なくなるって言うのはもちろんのこと、iPhoneの動作がめっちゃくちゃ遅くなって、しかもネットワークへの接続がうまくいかないといった不具合的な現象が多発します。

で、結局、写真のデータを泣く泣く削除して空き領域を確保しています。それでもあと2GBしかないといった状況。iPhoneの16GBは実質0円で手軽に購入しやすい反面、こういった容量不足の問題にスグに直面してしまいます。

パソコンにバックアップしちゃえば良くね?

毎日仕事でパソコンを利用している私にとってはiPhoneのデータをパソコンに接続してiTunes経由でバックアップとっちゃえば良いんじゃ無いかって思うのだが、さすがに外出先で手元にパソコンが無いときにはそんなことは無理ですよね。

わがムスメや奥さんの意見を聞くと、「パソコンは面倒くさい」という意見が第一声で出てきます。(さすが私の家族ですっw)パソコンを起動する手間と、バックアップするための作業がとにかく面倒らしい。なので、大事な写真でもiPhone上で消しちゃうっていうのが今どきの女子のようだ。。。なんと勿体ない。。。

そんな時に大活躍するのがこの「iXpand」なんです。

コンパクトでどこへでも持ち運べる心強い味方「iXpand」

このiXpandは、USBメモリのように手軽に持ち運びができるくらいちっちゃいので、カバンの中にポイッといれておけばいざというときにめちゃくちゃ役立ちます。今回は64GBモデルなので、なんとiPhone16GBのデータを4台分も保存できちゃいます。(保存できるのは動画・画像・連絡先のデータのみ)

iXpandにはライトニング端子とUSB2.0のポートがあり、このライトニング端子をクイッと指で持ち上げてiPhoneへ接続する感じですね。この部分は固いゴム状のような素材なので壊れることは無いだろうが、もうちょっと接続しやすい形状になっていると嬉しいかな。

はい、これがiPhoneとiXpandを接続した状態。

形状的にどうしても斜めになってしまうのが個人的にはイヤではあるが、手に持っている分には違和感なく利用できるので特に問題は無しです。

一番問題なのは、USBポートに接続する時。Macbookの純正アダプターに接続しようとしたときに、隣の端子を使っていると、iXpandの幅が邪魔して接続することがデキません。これはいただけないです。

もっとiXpandの筐体を細くすれば良いのにって思っていたところ、既に販売されているんですね、「iXpand SLIMフラッシュドライブ」という細めのiXpandが。さすがサンディスクさんです。

バックアップやデータの移行方法はいたって簡単。親切設計

単純にiPhoneに接続しただけでは利用できないので、専用の無料アプリ「SanDisk iXpand™ Sync – SanDisk」が必要になります。

アプリを起動し、「カメラのバックアップ」を選択して「今すぐバックアップ」をタップするか「自動バックアップ」をオンにすることでスグにiPhoneのカメラロールにある写真や動画がiXpandにデータ移行されます。

で、データ移行が完了すると「空き容量を増やしますか?」って聞かれるので「削除する」を選択すればiPhone側の動画や写真データが削除されるようになります。(データ移行後に自動的に削除する設定にも可能)

iXpandに移動した写真や動画はアプリ上でしっかりと確認することが可能なのですが、驚くことに撮影時の前後数秒間を動画として撮影する「ライブフォト」にもしっかりと対応しており、写真と動画の2種類がiXpandに保存されています。コレは嬉しい機能ですね。

連絡先のデータ移行で機種変更時も簡単に!

連絡先のデータだって簡単に出来ちゃいます。「連絡先を転送」から「バックアップ」を選択すれば、ものの数秒で(.vcf形式で)iXpandへ保存されます。このデータを新しいiPhoneやiPadへ「復元」をすれば、機種変更時に「アドレス帳のデータをどうしようか?」といったことも一切なくなります。

(USB OTGホストケーブルを利用すれば、Android端末からのデータ移行が可能なので、このiXpandがあれば気軽に機種変更が出来ちゃいますね)

今後、iXpandのアップデートに期待するポイント

現在のところ、iXpandにデータ保存できるのは「写真・動画」と「連絡先データ」のみ。これらのデータさえバックアップ・データ移行ができれば問題は無いのだが・・・ちょっと欲を言わせてもらえれば、LINEのトーク履歴やSMSのメッセージ履歴などもデータ移行できるとめちゃくちゃ嬉しいかな。

なにげにLINEのデータ容量も結構大きいんですよね。(おそらくアプリの仕様上、難しいのかも知れないが)これに対応できたらみんな欲しがると思う。

iXpandはこんな人にオススメ

    1. iPhone・iPadの16GBを持っている人
    2. 既に容量が少なくヤバい状態になっている人
    3. 写真や動画のデータがGB単位で保存されている人
    4. 画像データや連絡先を新しいスマホ端末へデータ移行したい人
    5. パソコン操作が苦手な人、iPhoneだけで済ませたい人
    6. Android端末からiPhoneへ乗り換えした人
    7. MacbookのSSD容量を節約したい人
    8. 万が一に備えてバックアップしておきたい人

上記のどれかひとつでもあてはまれば、iXpandはきっとあなたの役に立つはずです。

サンディスク「iXpand」公式サイト