iPad miniのGoogleMapはカーナビとして使えるのか?

新年明けましておめでとうございます。
今年もぜひ「ギークポスト」を宜しくお願いいたします。

さて、今年の正月は家族でレンタカーを借りて伊豆までキャンプに行ってきました。

GoogleMap

千葉の方から目的地まで高速を使って約4時間という距離ですが、問題は私が方向音痴で
車の運転もあまりしないので首都高のルートなどまったく分からないということです。

iPadをカーナビのかわりに使ってみた

で、レンタカーでカーナビを付けるとオプション料金が追加されてしまうため
今回はiPad miniをカーナビとして使ってみました。

ipadでカーナビ

早速ルート検索をするとバッチリとルートが出てきて、あとはナビ開始です。
そして方向音痴の私はそのナビ通りに運転していけば目的地に到着というはずでした。

iPadのGPS精度はイマイチかな?

首都高に乗るまでは順調に行けたのですが、、、、、
首都高にのると分岐点の前でどっちに進めば良いのかGoogleMap側のアナウンスが遅いのです。

「????」ってよく見ると現在地がまだ分岐の前にいたり、一般道を走っている状態に
なったりしていて正確な位置情報がつかめないためにGoogleMapがアナウンスをだして
こなくなるんです。

土地勘がある人やある程度ルートを理解している人だったら間違いなく進めるんだろうが
まったく分からない人だったら、GoogleMapのナビを信頼するしかないでしょう。
ですが、GPSの精度が低いiPadではちょっと難しいでしょうね。

元々通信機能を持っているiPhoneやiPad、Android端末だったらもうちょっと精度が高い
かもしれませんが、やっぱり従来のカーナビの精度と比べると精度は低いかもしれません。

最大の問題は電波受信だった

前述の問題はGoogleMapをしっかりと見て、助手席の人が目視しながらナビをしてくれれば
クリアできるでしょう。

最大の問題は、通信ができないとカーナビが機能しないということです。
一度、GoogleMapが地図情報をキャッシュすれば問題ないのですが、キャッシュしていない場合
通信が途切れると地図表示がされなくなります。

今回はキャンプということもあって、電波が届きにくい場所を通ったため後半はもう役に
立たなかったですね。
iPadはイーモバイルのPocketWifiに接続していたのですが伊豆に入ってからというもの
まったくといっていいほど電波を受信せず「No Service」状態でした。

なので、後半は奥さんのiPhone5(ソフトバンク)で地図を見ながら目的地に到着した
という感じです。iPhoneの地図は結構精度が高かったっす。
今回は高速渋滞もあったので到着まで7時間かかり、到着前にはiPad miniのバッテリーは
切れるし、イーモバイルのバッテリーも切れ、持ってきた充電器をどう有効活用するか
考えた場合、iPhoneに使おうと言うことで奥さんのiPhone5優先で充電しました。

やっぱり専門のカーナビにはかないません。

電波状態、GPSの精度、バッテリーの3点を考えるとやっぱり従来のカーナビには
かないませんね。ちょっとした街乗りや近場のルート案内レベルであればiPadでも
カーナビの代用品としては有効ですが、長距離となると本格的なカーナビにした方が
ストレス無く運転に集中できます。

ということで次回レンタカーを長距離で借りる際は、オプションでカーナビを付けようと
心に決めました。