「なくすを、なくす」ならTrackR(トラッカー)が便利!おすすめの紛失防止グッズ。

紛失防止タグ「TrackR」

「なくすを、なくす」というキャッチコピーで話題となっている紛失防止のタグ「MAMORIO」。スマホのGPS機能を利用して、そのタグがどこにあるのか位置情報を検索することが出来たり、手元から離れたときにアラームを鳴らしたりすると言ったことができる便利グッズです。

このGPSを利用した紛失防止グッズが最近色々と出てきているのですが、私が特に気に入っているのが「TrackR(トラッカー)」です。もう1年近く愛用していて、かなり便利なものなのでレビューします。

クラウドGPSを利用する紛失防止グッズの仕組み

まず、このGPSを利用した紛失防止のグッズですが、仕組みはこうです。(仮にキーホルダーに取り付けたと仮定して)

    1. キーホルダーに付けた紛失防止タグとスマホの専用アプリでペアリング(スマホのGPSを利用)。
    2. ペアリング中にキーホルダーがスマホから離れるとアラームを鳴らす。
    3. もし無くなった場合は最後にキーホルダーを認識していた位置情報をアプリ上に表示。
    4. それでも見当たらない場合は、同じ紛失防止グッズの専用アプリを利用している人がキーホルダー付近を通った場合に、その人のGPS機能を利用して位置情報を通知。

「完全に無くしたっ!」ってことになれば、同じ専用アプリを持った人のスマホを使って位置情報をハッキリさせるという。画期的な仕組みなんです。(ユーザー側はこのことをいっさい意識することはありません)

この仕組みの最大の弱点は、ユーザーが少ないエリアでは、探し出すことは不可能に近いということです。例えば関東エリアであれば相当数のユーザーがいるでしょうから大丈夫でしょうが、地方の人口が少ないようなエリアではちょっとこのグッズを利用するのは厳しいかもです。そういった場合は単純に、「離れたときにアラームを鳴らす」「最後に認識していた位置情報を知る」だけのグッズとして利用するものになります。

TrackR利用人数

ちなみに、私が愛用している「TrackR」の場合、近所には5611個のTrackRがあると表示されているので、ユーザー数も結構多いということになります。

「MAMORIO」と「TrackR」との大きな違い

MAMORIOとTrackRの違い

MAMORIOもオシャレなデザインで個人的にはとても気に入っているのですが、TrackRを使い続ける理由としては「電池交換」ができるという点です。MAMORIOは1個3,500円(税別)で、電池が切れたら新しくMAMORIOを購入しなければならないんです。これは大きな違いですね。

TrackR電池交換

TrackRであれば、100均ショップでも売っているボタン電池(CR1620)を利用しているので格安で使い続けることができます。

TrackR(トラッカー)の使い勝手レビュー

まずTrackR本体についてですが、見た目もそこそこのデザインで軽量なので持ち歩いていてもまったく問題は無いです。ですが、ちょっと気になる点としては電池との接触が多少弱いというところ。

TrackR電池交換

前述のように、電池交換をして本体のボタンを軽く押すと、アプリと連携され「ピピッ」と本体が音を鳴らすのですが、これがうんともすんとも言わないときがあります。これはボタンと本体の接触が悪いためなのかわかりませんが・・・

TrackR電池交換

なので、電池部分をパカッって開いた状態で本体の上部と底部をグッと力を入れて潰した状態にしてからボタンをはめると結構すんなりとペアリングができるようになります。

TrackRアプリとの連携で置き忘れがなくなります。

TrackRを利用するには専用アプリ「TrackR (トラッカール) – PhoneHalo」をインストールする必要があります。インストールが完了したら会員登録をしてアカウント作成します。

TrackRアプリ

(TrackR本体とスマホがペアリングされた状態で)

メイン画面を開くと、最後にTrackR本体を認識していた位置情報が表示され、ボタンをタップすると本体が「ピュイィーーン」と音を鳴らすようになります。(近くにあれば)

TrackR設定画面

そして、設定画面で「デバイス置き忘れ通知」と「iPhone置き忘れ通知」をオンにして「保存」をしておけば、本体とスマホが離れた場合に通知をしてくれるので置き忘れということが無くなります。

置き忘れ通知のアラームはマナーモードでも気づくのか?

置き忘れ通知アラーム

TrackRを取り付けたキーホルダーなどからスマホを持って離れた場合、スマホ側がマナーモードとなっていても強制的に最大音量で「テレッテテッテテレッテテ♪」と相当な音が鳴り響きます。(この通知アラームは設定画面から秒数を設定(最大10秒まで)することが可能)

一方、TrackR本体のアラームは音が小さめなので、スマホを置き忘れた場合にはちょっと気づきにくいかも知れません。

私の場合は、キーホルダーにTrackRを付けているのでバイクから降りた際に、キーを付けたまま離れてしまうと言ったことが多いため、iPhoneから大音量で通知音がなることが多く、とても助かっています。(今のところ、無くす手前で気づいているのでGPS機能を利用したことはありません)

ただ、このTrackRの最大の弱点は深夜でもお構いなく通知音を鳴らすと言うことです。

例えば、キーホルダーをリビングに置いたままにして、iPhoneを寝室に持っていく。しばらくは通信ができているので通知音はならないが、深夜になって、Bluetoothの通信が遮断された場合は最大音量でアラームがなるため熟睡が出来ないんです。。。

寝る前に設定をOFFにしておけば良いんでしょうが、そうしてしまうと朝に設定を変更するのを絶対に忘れてしまうため、寝室にもキーホルダーを置くようになりました。今後、財布用としてTrackRを追加購入した場合は、財布までも枕元に置いておくことになるんだろうな。。。。