パーソナルコンピュータがついにここまで来たかと思わせる
「GoogleGlass(グーグルグラス)」。メガネがパソコンになっちゃうとは驚きです。
メガネに映像が映し出されるっていうのは、アニメやSFの世界だけかと思っていたけど
もうすぐ身近になろうとしています。
20年前にはパーソナルコンピュータが普及しだして、10年前にはインターネットの普及。
そしてここ数年でスマートフォンが一般的になってきた。
本当に技術の進歩っていうのはスゴイですね。
このGoogleGlassが普及し出せば、いちいち手元のスマホを見なくても
目の前に映し出される映像を見れば解決するようになってきます。
例えば、このGoogleGlassが顔認識まで出来るようになれば、
取引先の人と偶然出会った時、交流会などで以前あったけど名前が出てこない時など
そんな時に目の前にはその人の「名前、趣味、嗜好、そしていつ会ったか」などの
情報が表示されるようになる。となれば、いちいちスマホで情報を調べる必要なんか
無いんです。GoogleGlassがあなたの秘書となって瞬時に情報を提示してくれる
世界がもう間近になってきているんです。すごいですね、Googleは。
便利な半面、危険要素もありますよね
GoogleGlassはカーナビにも使えるんです。
最近のGPS精度は非常に高いのでメガネがナビゲーションっていうのも
現実となってくるでしょう。そうなると怖いのは、Glassに移されるナビ情報に
目が行ってしまって、事故につながる可能性があるってこと。
それから、盗撮なんかに悪用される可能性も高いですよね。
おそらく法律の規制も色々とかかってくるかと思う。
GoogleGlassはAndroidOS
4月18日にはGoogleのラリー・ペイジはこう明言している。
「メガネ型ウェアラブル端末「Glass」のOSがAndroidだ」と。
ってことは他社の参入が容易になってくるのではないだろうか。
現在はGoogle製の「Glass」だけであるが、今後は各メーカーがアンドロイドを
使ってメガネを開発してくるかもしれない。となると、液晶メーカーやメガネ
メーカーが動き出すだろう。視力の悪い人も多いだろうから度付きのガラスに
映像を映し出す技術も必要となるだろうし、スピーカーも必要となるだろうから
ヘッドフォンタイプではなく一昔前に流行った「骨伝導」という形で音が聞こえる
仕組みを作り出すのではないだろうか。
メガネがパソコンに変わることになれば、サードパーティ製の部品やアクセサリーが
販売され、コンビニなどでも「Glass」向けのコーナーが展開されるかもしれない。
数年後にはそんな世界が広がって「メガネ」を軸にお金が動く様になるんじゃ
ないだろうか。