先日仕事上で利用することになった「Skype番号(050番号)」。
スマホのSkypeアプリで通話する場合は、別に問題が無いのだが、パソコン上で通話する場合には、PCのマイクとスピーカーでは外部の雑音などが邪魔をして会話をするのにちょっと不便。
ということで、iBUFFALOのノイズキャンセルマイク付きのヘッドセット「BSHSH11BK」を購入したのでレビューしてみる。
最近、職場でのプロジェクト用に専用の電話番号が必要となったのだが、運用していくための条件が結構厳しく、選定に非常に悩んだ結果、「Skype(スカイプ)」で運用していくことになったのでちょっとレビューしてみる。今回の条件として[…]
USBタイプではなくプラグタイプをあえて選択
最近のヘッドセットというと大抵がUSB端子に接続するタイプが一般的なのですが、以前私が利用していたUSBタイプのヘッドセットでは、なぜか音量の調整がうまくいかず着信があると大音量で着信音が鳴ったり、こちら側の声(マイク)のボリュームが小さすぎたりと不便な点が多かった。多分ドライバの問題だったのだと思う。
ヘッドセットを付けた状態で大音量の着信音が鳴ると、(腰の骨を折るんじゃないかって程)のけぞってしまうほどビックリするので、今回はドライバに依存しないアナログ的なプラグタイプでパソコンのジャックへ差し込むヘッドセットを選択しました。
ただ、私の利用している旧型のiMacにはイヤホンジャックとマイクのジャックどちらも付いているから問題は無いものの、最近のパソコンにはマイクのジャックが無いものが多いので、注意が必要ですね。
ノイズキャンセルマイクの効果はあるのか実験したところ大問題が発生!?
私がこの「BSHSH11BK」に決めた理由の一つは、「ノイズキャンセルマイク」が付いていたから。通話をする上でお互いに相手の声がキレイに聞こえないとイヤですもんね。
さて、Skypeには「Skypeテスト通話」というのがあるので、このヘッドセットを利用して10秒間自分の声を確認してみた。
Skypeの設定画面からマイク入力をライン入力に切り替えても、なんら音を拾ってくれない。。。
「あれ?おかしいなぁ」と今度はMac側のシステム環境設定から「サウンド」-「入力」を開いて、ライン入力を選択するもまったく音を拾ってくれない。。。。。。
よくよくiBUFFALOのパッケージに記載された対応機種の項目を見てみると・・・
えっ!? MacintoshってiMacのこととは違うよねって、ホームページを確認したら「Apple製Mac非対応」ってなってました。(T-T)
3.5mmステレオミニプラグ(IN、OUT)搭載のDOS/V(OADG仕様)対応パソコン、または3.5mmステレオミニプラグ(IN、OUT)のついたサウンドカードを搭載したDOS/V(OADG仕様)対応パソコン
※外部電源マイクロフォンが必要な一部のThinkPad非対応
※Apple製Mac非対応
プラグタイプの場合でもOSの種類って関係するんですね。。。。
こうなると、ノイズキャンセルマイクなんてツカエナイ。。。単なるヘッドフォンになってしまいました。一応、iMac内蔵のマイクでも通話はできるので目的は達成できるのだが、これだったら単純にイヤホンを付けても一緒だったなぁと後悔。
こういった周辺機器を買う時は動作環境をよーく確認しないといけませんね。反省です。
4極ミニプラグへの変換ケーブルで解決
よくよく調べてみたら、こういったケースには変換ケーブルを使えば解決するって事で3.5mm4極ミニプラグに変換するケーブルを購入してきました。780円(税別)の費用がかかっちゃいましたが、ヘッドセットをムダにするよりはましかなと。(この変換ケーブルを使うことでパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも使えるらしい。)
これで無事、Skypeでヘッドセットのマイクを利用することが可能になりました。
そして、もう一度Skypeテスト通話をやってみると、私の声もキレイに聞こえます。
肝心のノイズキャンセリングですが、正直ノイズが消えているのかどうかはわからないレベル。ですが、私の声がクッキリ、ハッキリと聞こえているのでノイズが消されているんでしょう。
密閉型なのに周囲の声もしっかりと聞こえます。
何気に気に入っているのが、このちょっと見、高級感のありそうな密閉型のヘッドフォン的なスタイル。しっかりと耳をホールドするので相手の声がハッキリと聞こえます。しかも周囲の声を完全にシャットアウトする訳では無いので、このヘッドセットを付けたままでも近くの人とも会話が可能です。
変換プラグを購入したため結果的にコストが高くなりましたが、このヘッドセットは買って良かったと思える一品です。